●九識霊断法とは●
カーナビゲーションの恩恵に預かっている人は多い。電話番号を入力すると、その目的地を割り出し、最短距離を優しい言葉で誘導してくれる。初めての処でも安心だ。又、技術的には、人がハンドルやブレーキ・アクセルを操作しなくても、「A地に行きたい」と言えば、本当に自動的に運んでくれる車(自動車)が試作されており、インフラさえ整えば実現可能と言う。しかも、人が操作するより安全とのこと。
人も各々の業に従った魂の乗り物(肉体)を授かり、この現象世界を走り回り(生活)、やがて寿命が尽きて乗り捨てるように去って逝く(死)。その間の出来事を運命と言い、安全(安心立命)の必要性は、自動車に乗るときと同じである。
普通、五感(眼耳鼻舌身)というセンサーから得た情報をキャッチして、理性にデータを蓄積し、意識がそのレベルに応じた安否(善悪等)を判断して活動しているが、それはカーナビのレベルであり、自分がこの道を選択して行ったとき、事故を起こすとか、事故に遭うということは教えてくれない。故に人生を誤った人は星の数程にのぼろう。
21世紀は本質の時代と言われる。仏様の子としての自覚に立って、仏様の仕事に精励する者が、伸び伸びと働ける社会の到来である。
その事に気付き、その道を開かれたのが、「日蓮聖人」である。その人間の運命をキャッチする方法が「九識霊断法」という秘法である。
運命を左右する、病気・進学・就職・結婚・取引等々、人事百般に亘りその成り行きをピタリとキャッチする。然し、その情報を解読して、運命好転の道を指導するのは、いわば人生の管制官たる、「霊断師」であり、飛行機のニアミスのような、油断は許されない。全国二千余名の霊断師は、感性と法術の研鑽に努めているところである。
当山でもこの「九識霊断法」によって、不幸を「幸せ」に変える指導を行っております。